日立市消防本部 日立消防署 救助工作車
今回は日立市消防本部の救助工作車を紹介します。
緊急消防援助隊の訓練では常連となった日立消防署高度救助隊が運用する救助工作車です。艤装は救助工作車艤装の代表的な会社である帝国繊維です。車両のキャブにはメガサターンルーフが採用されています。メガサターンルーフはハイルーフではないのでキャブ内の車内空間のは大きくありませんが、ルーフを積載台や作業台として使用することが可能です。
車両は高度救助隊が運用するためⅢ型となり高度救助資器材等も配備されています。そのためシャーシは通常より長いものが採用されており、スカートボックスの増設や積載スペースの拡大が可能となりより多くの資機材が積載可能となっています。各スカートボックスにはロックが設置されていることがわかります。
後方にはリアウインチを設置、積載庫上部には3連梯子や積載ボックス、バスケットストレッチャーを積載しています。またアオリにはウィレン製の補助警光灯、作業灯、標識灯が設置されています。補助警光灯はウィレン製で統一されているようです。